坂上忍と和田アキ子が清水富美加バッシング


清水富美加の月給5万円という金額の少なさに多くの国民から同情と事務所への批判があがるなか、あいかわらず芸能人やコメンテーターが批判していて坂上忍と和田アキ子の清水富美加バッシングの一部の内容がネットで注目を集めている。
ファンや関係者は清水富美加を擁護するのだろうが、ごく普通の視聴者としても清水富美加バッシングには少し違和感のようなものを感じているようで反発が起こっている。

坂上忍「月給5万、珍しいことでも何でもない」 芸能界から清水富美加バッシング
http://www.j-cast.com/2017/02/13290499.html?p=all

ラサール石井さんが「大手のプロダクションでも新人は月給5万円くらいですよね」と指摘すると、坂上さんは
「僕らが若いころもそうでしたし、そんなに変わらないと思う。これからって時が5万だったってことでしょ。僕らからしたら珍しいことでも何でもないんだけどね」
と切り捨てた。

と清水富美加をバッシング。
そして、TBSテレビで毎週日曜あさ11時45分から放送している「アッコにおまかせ!」2月19日の放送では

和田アキ子がデビュー時の給料が3万円だったと告白「どんだけ辛かったか」
http://news.livedoor.com/article/detail/12693958/

19日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)で、和田アキ子が、デビュー時の給料を告白した。
自身のデビュー時の給料が3万円だったと明かしたのだ。
続けて、和田は恨みがましく「1万8000円、下宿代で引かれたんだよ?」「どんだけ辛かったか、ホンマに!」と吠えたのだった。

と日本でよく見かける”俺が辛い思いしたんだからお前も辛い思いしろ”精神で清水富美加をバッシングしていたようだ。

これに対して「坂上忍や和田アキ子が若いころと今とでは給料も物価も違う」と、当然ながらネットでは批判の嵐となっている。
「僕らが若いころもそうでした」と言っている坂上忍のデビューは3歳。1971年頃(昭和46年頃)となっている。

「私の若い頃は月給3万」と言っている和田アキ子のデビューは1968年(昭和43年)となっている。

清水富美加のデビューは

2008年、「レプロガールズオーディション2008」グッドキャラクター賞を受賞し、デビュー。Wikipediaより

となっている。

当時の大卒初任給で比較してみるとこのようになる。
年次統計の大卒初任給
http://nenji-toukei.com/n/kiji/10021/%E5%A4%A7%E5%8D%92%E5%88%9D%E4%BB%BB%E7%B5%A6

和田アキ子のデビュー時、1968年の大卒初任給平均は30,600円
坂上忍のデビュー時、1971年の大卒初任給平均は46,400円
清水富美加のデビュー時、2008年の大卒初任給平均は194,003円

5万円と言っても年代によって全く価値が違うことがわかる。
炎上商法らしきやり方で幸福の科学出版の暴露?本を宣伝販売する清水富美加を全面擁護する気はないが芸能界の大御所と呼ばれる人たちはやはりズレているなと感じてしまう人も多い。