アベノミクスでエンゲル係数と貯金ゼロ世帯が上昇

2018年1月31日の参院予算委員会総括質疑で、「安倍政権でエンゲル係数が上昇している」と発言した民進党・小川敏夫議員に対して安倍総理はこのように答えた。

またこのエンゲル係数についてでありますが
二人以上の世帯のエンゲル係数は2005年を底に上昇傾向にありますが
これは物価変動のほか食生活や生活スタイルの変化が含まれているものとおもいます
いずれにせよアベノミクスを通じてですね経済の好循環を加速させていきたいと思っておりますし
やはりいちばん大切なことはちゃんと働く場があってみんなが仕事に移るという状況ではないかとわけでありますが
昨日発表されたました有効求人倍率を見ますと1.59でございました
43年と11か月ぶりの高い水準となっておりますし
正規の雇用については1.07となっておりましてこれは統計開始以来最高の数値となっていると承知をしております

答弁ではエンゲル係数の質問には答えておらず、有効求人倍率の話を持ち出し、その後もエンゲル係数については答えることはなかった。
これがネット上で炎上し、「エンゲル係数上昇=景気が良いっておかしいだろ」「エンゲルの法則ガン無視かい」と多くのネット民から批難された。

そして翌日の2月1日に何者かによってWikipediaのエンゲル係数のページが書き換えられた。
それまでは

だったのに対し、2月1日には

と長々と、いかにエンゲル係数は重要でなく役に立たない数字であるかのように書き換えられている。
2018年1月31日の参院予算委員会総括質疑での安倍総理の発言後に突然の書き換え。これは単なる偶然なのだろうか。
書き換えた人物は「Bratslaxly」というネームで、エンゲル係数のページにのみ一回だけしか投稿がない。

有効求人倍率は上がり国民の生活は豊かになっていると話すが安倍政権から実質賃金は下がり続け、ワーキングプアが拡大している。
かつて安倍総理は

ご指摘の実質賃金の減少についてでありますが、景気が回復し、そして雇用が増加する過程において、パートで働く人が増えれば、一人当たりの平均賃金が低く出ることになるわけであります。私と妻、妻は働いていなかったけど、景気が上向いてきたから働こうかということで働き始めたら、(月収で)私が50万円、妻が25万円であったとしたら、75万円に増えるわけでございますが、2人で働いているわけですから、2で割って平均は下がるわけです。

と説明していた。
主婦がパートで25万円も稼げるのかと多くの国民が驚いて話題になった。


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また、2018年2月1日には山本太郎議員が日銀調べのフリップを使用し、2012年の民主党政権時と2017年の自民党政権時の貯蓄ゼロ世帯の割合を出し、安倍政権で国民が貧困になっていることを説明しネット上で日本の未来を悲観する声が多く上がった。

【年齢別】貯蓄ゼロ世帯の割合

2012年
民主党政権
2017年
自民党政権
20歳代 38.9% 61.0%
30歳代 31.6% 40.4%
40歳代 34.4% 45.9%
50歳代 32.4% 43.0%
60歳代 26.7% 37.3%

この数値を見ると2012年に比べて2017年には貯蓄がない割合が全年齢で大幅に増えている。

 

エンゲル係数
29年ぶりの高水準 16年25.8%
https://mainichi.jp/articles/20170218/k00/00m/020/062000c

 2016年のエンゲル係数(家庭の消費支出全体に占める食費の比率)が25.8%と4年連続で上昇し、1987年以来29年ぶりの高水準となったことが17日、総務省の調査で分かった。所得が伸び悩む中、食料品が値上がりし、食費以外の生活費を切り詰める節約志向が強まっていることを反映した。

総務省が発表した16年の家計調査(2人以上の世帯が対象)によると、消費支出は28万2188円。物価変動の影響を除いた実質では前年比1.7%減と3年連続で減少した。このうち食料品への支出は7万2934円で前年より1090円増加。

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